なぜ私はパンなのか — Bakery of Mind の始まり

Bakery of Mind

私のもとに降ってくるものは、

最初から「言葉」ではない。

格言のような短い真理の断片だったり、

アイディアの種のようなものだったりするけれど、

もっと正確に言えば——

“脳内イメージとしてのパン” なのだ。

形、質感、ふくらみ具合、焼き色までが

ほとんど映像のようにふわっと現れる。

それはもう、「比喩でパン」ではなく

リアルにパン。

では、なぜJunaの脳内はパンで満ちるのか?

長く続いた緊張、

人の空気を読みすぎて疲れきった時間、

胸の奥で発酵し続けた感情、

そして最近やっと触れられるようになった“自分の中心”。

これらが、日常の出来事とふと混ざりあうとき、

ちょうど酵母が水と粉と空気を得たように、

内なる発酵 が起こる。

そのときに可視化されるイメージが、

私にとってはいつも パン なのだと思う。

パンは優しい

パンは誰かを傷つけない。

ただ膨らんで、静かに、温かく存在している。

その姿は、私の原風景がずっと求めてきた

“思考のあり方”そのものだった。

だからこそ、

内側で膨らんだものを無視せず、

丁寧に焼き上げてあげようと決めた。

――その結果、生まれたのが Bakery of Mind。

ここでは、

人生の癖がブリオッシュになり、

心の陰影がカンパーニュになり、

気質がバゲットになったりする。

可笑しくて、どこか深くて、

読んだ人が少し緩むような、

そんな “心のパン” たちのアーカイブ。

今日もまた、

Junaの中では新しい生地が静かに発酵している。

今日も美味しく焼けています

内側でふくらんだ思考は、

騒がず、主張せず、ただ適温を保っている。

十分に落ち着いたものから順に、

私は淡々と形を整え、

焼きあがったものをトレイへ並べていく。

ただ“今”をそのまま焼いただけのパン。

ひとつ並べるごとに、

私の周辺世界が柔らかく香る。

──今日も美味しく焼けています。

どうぞ、覗きに来てください。

Bakery of Mind

こちらも焼けています

タイトルとURLをコピーしました