最初の悩み:「たるみ」だと思っていた
鏡を見るたび、
目の下にうっすら影が落ちるのが気になっていた。
メイクで隠しても消えない影。
夕方になると、もっと濃くなる影。
“たるんでるんだろうな”
そう思い込んでいたし、
「たるみ取り」をすれば解決するものだとばかり思っていた。
でも、このときの私はまだ——
“ふくらみ”という存在を知らなかった。
一軒目の大手:提案はハムラ法
最初に訪れたのは、大手の有名クリニック。
診察は丁寧で、押しつけがましさもなかった。
ただ、それでも医師の言葉は心に響いた。
「あなたくらいのたるみだと、ハムラ法以外では満足できないかもしれません。」
その瞬間、胸がざわっとした。
「切るしかないのかな」
「ちゃんと変わりたいのなら、ハムラがいいのかな」
そんなふうに、ぐらりと心が揺れた。
でも、現実的な問題は重くのしかかった。
費用は約60万円(今の私には大きすぎる) 翌日に診察、1週間後に来院して抜糸 仕事柄、何度も休みを取るのが難しい
気持ちは動いたけれど、
日常の責任と照らし合わせると、
どうしても決めきれなかった。
二軒目:ふくらみ取り(眼窩脂肪減量)の提案
二軒目のクリニックでは、
最初の一言から空気がやわらかかった。
医師は私の目元を見て、静かに言った。
「あなたの場合は“たるみ”ではなく、
主に膨らみ(眼窩脂肪)が影を作っています。
切らないふくらみ取りで充分きれいになりますよ。」
同じ顔なのに、まったく違う診断。
でも、私の心にはこちらの方が自然に響いた。
さらに医師は、ハムラ法についても誠実に説明してくれた。
「ハムラは皮膚の下を大きく剥離して脂肪を移動させる手術です。
普段もダウンタイムも大きくて……
あなたのケースだと“ふくらみ取り”と結果が大きく変わらないこともあります。」
そして費用は 245,000円。
日常に無理のない金額だった。
その瞬間、心の奥で静かに何かが決まった。
「もう、予算内でできるところで変わりたい。
待てない。今決めないと、ずっとできない気がする。」
そんな気持ちが、背中をそっと押した。
信じてお任せしてみよう。
そう思えた。
なぜ同じ顔で診断が違うのか
結論から言うと、これは美容医療では普通のこと。
理由は大きく3つ。
● ① クリニックの「得意分野」が違う
大手は「切る手術(ハムラ)」の症例が多い 二軒目は「切らない施術(脱脂)」が得意
得意が違えば、提案も違う。
● ② 医師の“美意識・治療方針”が違う
一軒目:結果を大きく変える方向(しっかり若返り) 二軒目:自然さ・負担の少なさを大切にする方向
どちらが正しいではなく、
“価値観が違うだけ”。
● ③ 悩みの正体が皮膚か脂肪かで変わる
たるみ → 皮膚が余って下がる状態 ふくらみ → 眼窩脂肪が前に押し出され影になる状態
私の影の原因は
皮膚のたるみではなく“ふくらみ(眼窩脂肪)”だった。
だから、ハムラではなく
切らないふくらみ取りが正解 だった。
「切らないふくらみ取り」を選んだ理由
•自然な仕上がりで十分と感じた
•ダウンタイムが短くて生活に馴染む
•費用が無理のない範囲
•仕事を休まなくても良い
•自分の“今”に合う選択だと感じた
•なにより、あの医師なら任せられると思えた
美容医療の選択は、
「一番高い手術」ではなく、
“自分の生活と心に合う手術” を選ぶこと。
その大事さを、この2軒の違いから学んだ。
同じように迷っている人へ
「たるみ?ふくらみ?どれを選べばいい?」
そんなふうに悩む人は本当に多い。
でも大切なのは、
原因が皮膚なのか、脂肪なのか。
そこが分かれば、選ぶ手術は自然と決まる。
そして、
一軒目が“全て”ではない。
違う意見を聞くことで、
自分に合う道が見えてくることもある。
美容医療は、顔だけの話ではなく、
人生のタイミングと心の準備 の話でもある。
私は二軒のカウンセリングを通して、
そのことを深く知った。
— Juna

