美を語る私が、劣等感に沈む夜— Juna Mind & Beautyのはじまり

Before Beauty

Before Beauty シリーズ 第1章
── 美と自己受容の“はじまりの記録” ──


鏡の中の“今日のわたし”

買い物帰り、ショーウィンドウに映った自分を見て少しだけため息が出た。
肌の調子も髪のうねりも、気分と一緒に波がある。
そんな自分を見ると、「わたしが“美を語る人”なんて、説得力あるのかな」と思ってしまう。


「へんなおばはん」と呼ばれた夜

何気ない一言が心に刺さって、ずっと抜けないまま残っている。近しい間柄だから、冗談めかして言ったのは分かってる。

それを思い出すたびに、「わたしは若くも綺麗でもない。気にしていたけど、周りからもやっぱりそう見えているんだ」という諦めや悲しみの声が心の中で大きくなる。

— 実は、その言葉が、反動のように“美しさへの祈り”を育ているのかも知れない。

跳ね除ければいいのか、抱きしめてやればいいのか分からないまま、心の中にいる言葉。


“美を求める”という矛盾と、わたしの本音

Juna Mind & Beautyという場所で、心や美を語ること。
それは、自分自身を励ますためでもある。
「綺麗になりたい」という気持ちは、弱さじゃない。
“もう一度、自分を信じたい”という願いだと思う。


デザインされた世界と現実のわたしのあいだで

ブログの中は光で溢れさせている。
タイトルも写真も整えて、美しく見えるように彩っている。
でも、本当のわたしはその裏で、日々の仕事に疲れ、肌荒れを気にし、心が落ちている日は鏡の前で立ち尽くす人間だ。

それでも、このギャップこそが「リアルビューティー」なんだと、最近ようやく思えるようになってきた。


劣等感から、光を咲かせる

美を追うことは、劣等感を否定することじゃない。
そこに光を当て、愛の形に変えていくこと。

わたしは、痛みを知っているからこそ、美を語れる人になる。今日も、自分をまっすぐ見つめながら。


あなたも鏡の中の自分を責めた夜があったら、その心の優しさを、どうか見失わないで。

Juna Mind & Beauty

###あわせて読みたい

美を目指す前に、あなたに伝えたいこと


タイトルとURLをコピーしました